占星術コラム

【2026年】立春〜春分へ

hoshinotento

立春を迎え、十干十二支は乙巳の年から丙午の年へ。

占星術上では、1年のはじまりは『春分』となりますが、今年は年の始まりから各天体のエネルギーの切り替えタイミングが続いています。

・1/27【海王星牡羊座入り】*約165年に一度の節目
・2/4 天王星の順行開始
・2/14【土星の牡羊座入り】

大きなエネルギーシフトが目まぐるしく続く中、知らず知らず心や体が置いてけぼりになってしまったり、大切な身近なことや目の前のことを見逃さないために。

やはり月の満ち欠けリズムや旧暦は、自分の心や体のペースを感じさせてくれるように思います。ひと月に満ちて欠けるまでの4つの小さな節目、そのホロスコープから読み取るテーマも、ひとつの観察ポイントとして役立つと感じて、先日の2/2の獅子座満月は、昨年夏の獅子座新月のチャート内容との繋がりを感じながら、昨年全体のテーマを振り返ってました。

みなさまもよかったら、2025年春分から次の春分までの1年のテーマとともに、
これまでをゆっくりと振り返りながら、自分にとって大切なことや、新たに育みたいことの絞り込みなどをしてみてくださいね^^

2025春分チャートから読み取る1年の大テーマを振り返る

2025年、春分のホロスコープから読み取った1年のテーマは、
「自分のありのままへ還る」
「自分そのもので在る」

どんな人も、どんな時代でも心から望んでいるであろう在り方が大テーマとなっています。

このテーマは、外部の環境に対し受動的すぎる考え方や偏った受け取り方になってしまう場合、そんなの結局ありっこないという諦めや、バランスを欠く『幻想』のようになってしまうテーマでもありますので、少し丁寧に捉えてみましょう。

占星術では、私たちは天体に当てはめられた10種の意識とその性質すべてから湧き上がるエネルギーを持ち、その人の個性ができていると考えられています。

安心や受容性、興味、喜び、自分の生きがいを感じることを見出す力、積極性など、これらの様々な意識やエネルギーが自然と発揮されること、そしてそのエネルギーを無理に抑えることなく発揮できることが大切だと私は考えています。

自分が感じることや欲求、直感などを蔑ろにせず、失敗を恐れずにやってみることができるからこそ、自分に必要なものや環境がわかりますし、自分の心の中に現れる様々な想いをポイっとなかったことにせず、認めることも私たちが思っている以上に大切なことですよね。

そして様々な経験をしながら、自分なりの洗練に向かい調整したり試行錯誤できることが、『自分そのもので在る』という柔軟性のあるリラックス感覚や満足感につながったり、また生き生きとした状態なのではないかと感じています。

ここ数年かけて、こういった占星術上では各天体配置に例えられる自分の本質のエネルギーが、これまでよりもより立ち上がってきているように思いますので、現状が本来のエネルギー発散できない状況やそれを抑える意識が強い場合は、強い違和感や無理を感じるようになり、
同時に、自分感性や感覚・自分のペースを守れる時など、エネルギーを純粋な状態で使えている時の心地よさやスムーズさに、気付かれる方が多いのではないかと思います。

ひとりひとり、どのようなことを通して感じているかはそれぞれだとは思いますが、ふと「自分のありのままへ還る」「自分そのもので在る」という状態へ促されているのかなと思ってみると、これまでの枠を緩めてみてもいいかなとか、自由に変化することを楽しみに感じられたりすることもあると思います。
逆に、こういった状態になっていく過程で生じる出来事や、調整の必要を感じる部分もあり、そういった調整を投げやりにならず丁寧に行えば行うほど、これから必要になってくる気力や体力、変化への対応力なども湧き上がりやすくなっているように感じています。

月のリズムが教えてくれるひと月のテーマ

月の満ち欠けリズムは、霊的なエネルギーの影響が私たちの『気分』にどのような変化を及ぼすのか、またどのようなことを通して心を伴う変化をするのか、そういったことを感じ取りやすい一番身近な天体周期です。

昨年の夏の「獅子座新月」のホロスコープから読み取ったことは、”自分の喜び・楽しさ純度100%状態”にスポットが当たるタイミングかなということでした。

月は、自分の反応や癖、習慣などのような無意識の部分に関わりますが、ちょっと注意を向ければ気がつくような範囲ですので、この感覚にフォーカスすることで、「気」の状態に変化を起こします。また、この変化に伴い、少しずつ変わっていく選択・動き、新たな体験や出会いにより、これからの自分自身には合わない、役目を終えていく習慣・環境・やり方・人との関係性や距離感など、無意識に続けてきた部分に自分で意識の光を当て”気付いて”いく。

その度に、自分に張りついてたものが緩んで浮かび、自然に脱皮が進んでいく、そんなイメージです。

そして今回の『獅子座満月期』は、上記の流れが満ち、よりカタチに近くなり体感できるサインとして現れるタイミング。乙巳の年の”脱皮”総仕上げと同時に、丙午の強い陽のエネルギーが同時に働いているように思います。

“カタチにはカタチ”で対処する段階ですが、だからこそ、自分自身がこれまでとは変化したことの自覚、新たな感覚を中心に選択することに自分が許可を出しておくことが大切だと感じています。

このように確認し、新旧の入れ替えを意識的に行うこと、手放すことに対してもきちんと整理して、役割や環境の変更の必要があれば着手しておく。

現在は、本質から望んでいることと、顕在意識による選択に支離滅裂感が出やすいことと、エネルギー的にこれまでのような”中途半端”な状態に思っている以上に耐えられない傾向がありそうなので、今後のために、改めて自分のニュー規律のようなものを作るつもりで、書きながら整理・確認する時間を作ってみてくださいね。

ちなみに・・・
夏頃の”喜び・楽しさ純度100%”状態には『裏テーマ』がありました。
ここからは昨年夏の”研究室”の内容シェアとなりますが、自分の状態チェックとして、興味がありましたら今からでも観察してみてくださいね。

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〈テーマ〉「主観」と「客観」

「主観」と「客観」の意識(“目”の置き所)が、「無意識に切り替わっている様子」を実際の自分を通して観察する。
客観視点になっていることに気付いたら主観に戻すことを繰り返し、できる限り「主観の視線」に留まってみる。というものでした。

この観察目的は、まずは2つを意識的に別々に扱ってみるということ。

この、無意識に切り替わっている「主観」「客観」の意識には、中身が役目を終える古い認識が入っています。その入れ替えが必要な時、客観意識優勢だと、私達が思っているよりも「自分不在状態」を作りやすい原因なこと、また、獅子座の象徴・原動力となる「内なる熱」に関しても、まずは「主観視線でいないと感じられないから」なのだと思います。

・主観視点
自分自身の内面(感情、価値観、経験)

・客観視点
自分から離れた外部、第三者の視点、データ、論理
*ここ数年かけて、主観と客観それぞれの視点の意識、どちらも交互に新たな認識へと調整されてきています。


この2つの意識がどのように行ったり来たりしているか、また2つの意識の違いについて、実際の自分を通して観察してみることで、認識がクリアになっていきます。そうすると、この行き来する2つの意識を捉えるもう一つの視点がしっかりと立ち上がることで、改めてそれぞれの意識の役割を、直感や体で感じられるようなことや、冷静さなど、今必要なスタイルを自分のものにしていく方向へと進んでいけるのではないかと思っています。

2025年の研究室は夏至からスタートし、月のレベルでは蟹座・山羊座軸/獅子座・水瓶座軸/乙女座・魚座軸の時期でした。

この時期の新月テーマが、蟹座の満月から視える化してきてるので観察しがいがありますね^^
春分前までにあと二回巡る満月ごとに視える化する事柄が変わりますので、心の姿見のような満月の機会をうまく使ってみてくださいね。


今は空中高速道路のようなスピード感があり、これまで知らなかったことを知る機会となる情報が良くも悪くも飛び交っています。AIの進化についても、ある意味、集合意識や実現に向けて準備されてきたことなどこれまでの結果として現れているものではありますが、ただ、ここにきて実際に感じはじめている人も多いと思いますが、独創力や知性・知能の低下、デフォルト・モード・ネットワーク(脳の神経活動)の低下の可能性などについての意見なども耳にするようになりました。

さて、この低下していくとされるもの。
人にとって、また私自身が捉えている自然な意識シフトに対し、どうなんだろう・・・と考えたりするのですが。

この手の話になると、『この流れは止められない』と耳にしたりもしますし、そうなのかしらとざわついたりすると、私の闇にはキラッと光る星が現れます。

その度に、その星の視座による意見のようなものを紙に書き出したりしていますが、今のところ私の“推し“の視座&意見です。君に全てをかけてもいいかもしれない(笑)

ちょっと話が脱線してしまいましたが、
占星術でいうところの「月」の特徴や月の満ち欠けリズムは、感覚と感じることの繋ぎ、心が変化する時間や取り込んだものが定着していく過程に必要な、人にとって自然なリズムへと調律してくれるように思います。
こういった占星術というツールを使用せずとも、私たちにとっての健全な確かさの大切さに気がつき、規律を作り守る人達から静かな力を感じます。2026年以降もスピード加速+ハデな動きとなっていきそうですが、みなそれぞれの新芽の根がしっかり根づいていく、確かさと静けさによってチャージされ育まれるもの、それにより、その後の成長の方向性や力、安定感が変わってくると思っています。

ABOUT ME
KIMIE
KIMIE
占星術研究家
神奈川県生まれ。 生きてきた中で気になってきた様々な疑問が、 占星学・精神世界知識により理解が深まっていくことに感動。 『占う』のではなく、占星術の基礎知識から得られる観点を自分の中に定着させ、 ありのままの日常体験を受け入れ、自分との対話を楽しみながら自らが創造する世界の変化を観察中。
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